2010年06月07日

戦争遺跡「日吉台地下壕」見学

「日吉台地下壕」を見学してきた(自分のmixi日記より転載)

神奈川県横浜市の東急東横線日吉駅周辺には、戦時中に建造された地下壕が今も保存されている。大聖院裏山には艦政本部、慶応義塾大学日吉キャンパスの地下には聯合艦隊司令部や軍令部、人事局が移転した(または、する予定だった)らしい。

慶大では定期的に見学会が行われており、前々から行きたいと思っていたところ、生協を通じて参加できることになったので、夫婦で見学してきた。

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東急東横線日吉駅から慶大日吉キャンパスを望む。
都会のど真ん中だというのに、緑が多くて閑静なキャンパス。素晴らしい。
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設立当時から残る校舎。白亜で美しい校舎だが…
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側面のレリーフには、建設年が西暦と皇紀で記されている(1934年/2594年)
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キャンパスを縦断して、奥の「まむし谷」の山裾へ。
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高等部の生徒がバレーボールをしているコートの隣に、地下壕入り口がある。
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暗闇の中、急な坂道を降りてゆく。
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中は驚くほどキレイ。戦後65年が経過したとは思えない。
終戦後、泥の掻き出しや排水は行ったが、壁や床の補修などは一切していないらしい。
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聯合艦隊司令長官室跡。ここだけひときわ綺麗に作ってあった。
ちなみに当時の聯合艦隊司令長官は豊田副武海軍大将。
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幾何学的ではなく、何重にも枝分かれした複雑な構造。
運用されていた当時は、コンクリむき出しではなく、床も壁も木材で装飾されていたという。
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地上の司令部(大学の寄宿舎に移転していた)との連絡通路。さすがに、終戦時に即、塞いだらしい。
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通行止め。実はここが地上では慶応大学の所有地との境界となる。地下でもここから先は慶大の管理外。
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暗号室跡。この地下壕で実際に運用されていたのは、情報部・通信隊・航空本部。
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長野県の松代大本営跡にも行ったことがあるが、完成度がぜんぜん違う。やはりこちらは実際に使用されていた施設、松代は工事中のまま終戦を迎えたという状態の差か。
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何箇所か落書きがあった。現在は施錠管理されていて侵入は困難なので、保存会による管理前のものか?特に消そうともしていないようだ。
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電信室跡。天一号作戦の大和出撃はここから発令され、大和沈没の様子もここで刻一刻と受信されたらしい。
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天井の配線設備後。当時としては珍しく蛍光灯が使われており、昼間のように明るかったという。
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作戦室跡。地下壕で一番広く、幅4m、長さ20m、高さ3m。
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総延長2.6kmのうち半分ぐらいを歩いて、出口へ。
今日は暑かったが、地下はとても涼しくて気持ちが良かった。
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これは地上のキノコ型空気口。爆撃でも耐えられるよう、頑丈な耐弾式竪穴抗。
その手前は弥生期の竪穴式住居跡。新旧の竪穴遺跡が一同に。
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なお、今回は「かわさき生活クラブ生協」という共同購入組合の募集を通じ参加した。
一般的な方法としては、日吉台地下壕保存の会に直接申込むことによって、見学会に参加できるようだ。
http://hiyoshidai-chikagou.net/

posted by UMMO at 22:21| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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