2006年01月22日

Zaurusと京ぽん2でBluetoothダイアルアップ #3

前のエントリの続き。

前回の記事の
(3) サスペンド後にBluetoothアダプタを認識しない。
が、どうにもうまくいかないので、bluezを入れ替えてみることにした。

再びSomething Interesting Archivesさんのところのパッケージ類を入れる。以前にこれらのパッケージでダイアルアップできなかったのは、過去のエントリ: リナザウでVPNを試みる #1でpppdを入れ替えたのが原因と推測される。故に、ことのときに導入した ppp-mppe_2.4.0-mppe-1.0_arm.ipk と mppe-modules-1_arm.ipk をアンインストールし、さらに bluez_zaurus_2.12_2.4.20_alpha4_arm.ipk もアンインストールした後に、BlueZのセットアップからダウンロードできる最新のbluez関連パッケージをインストールした。

Bluetooth Dialup Network Pluginもインストールし、説明通りに設定すると、一発でZaurusよりBluetoothでダイアルアップできた。なんだよ、目茶苦茶すんなりいくじゃん。前の苦労はなんだったんだよ…(もちろん、pppdを入れ替えていたことを失念していた自分のせいです)

さて、サスペンド・レジューム後のBluetoothアダプタ再認識だが、上記サイトのコメント欄では以下のような書き込みがあった。

サスペンドとリジュームに関してですがsocketなどのCFでuart接続の物に関しては/etc/pcmcia/bluetoothのsuspend_serial()とresume_serial()の中身のコメントアウトをはずせば、リジューム後も動き出してくれるようです。

やってみると、なるほど、ほぼ確実にレジューム後に再認識する。しかもサスペンド/レジュームの制御ツールを使っていた時よりも、全然早く(レジューム後2〜3秒で)bluetoothが使えるようになる。

また、ダイアルアップ後の通信速度も、明らかに bluez_zaurus_2.12_2.4.20_alpha4_arm.ipk よりも速い気がする。CS64CFを使って有線で京ぽんと繋いでいたものより、ちょっとだけ遅いかな。全然許容範囲である。圧縮プロキシを通せば全く実用的にWebできる。元々同じコードを使ってパッケージ化してあるはずだが、こんなに違うものなのかな。

唯一残念なのは、ダイアルアップ後に自身のIPアドレスやDNSのIPアドレスが確定していないのに通信中のステータスとなってしまうことである。これまでの癖で、ダイアルアップ後にすぐbookmarkをクリックしてしまって、アドレスが見つかりませんエラーを出してしまうことがある。

とりあえず、これによって前回の(1)〜(4)の問題点と、通信速度の問題は解決できた。これにより、Zaurusと京ぽん2によるBluetoothダイアルアップ接続がかなり実用的になった。今後もこのやり方で続けていきたいところであるとともに、ようやくW-ZERO3への未練を断ち切ることが出来そうである。
posted by UMMO at 01:42| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月10日

Zaurusと京ぽん2でBluetoothダイアルアップ #2

前のエントリの続き。

これまでに導入した全てのbluetooth関連のパッケージをアンインストールし、OE Forumsからbluez_zaurus_2.12_2.4.20_alpha4_arm.ipkをダウンロードしてインストール。このパッケージだけで、ノーマルカーネルでもBluetoothが使用可能になるらしい。

ここで赤外線ダイアルアップ設定を書き換えたもので試してみると、見事DUN接続が開始され、PPP接続できた!やれやれ、これでとりあえず、当初の問題は達成できた。

とはいうものの、いくつか問題点が残った。
(1) やはりBluetooth Dialup Network Pluginでは接続できない。
(2) Something Interesting Archivesさんのパッケージでは接続できない。
(3) サスペンド後にBluetoothアダプタを認識しない。
(4) 接続に失敗すると、赤外線ポートが使用中と表示され再度ダイアルアップできない。

(1)(2)は、Something Interesting Archivesさんのところのコメント欄で相談させていただいたところ、pppdを入れ替えていないかと指摘された。あっ、そういえば、過去のエントリ: リナザウでVPNを試みる #1でpppdを入れ替えたよ!すっかり忘れていた。たぶんこれが原因。相談に乗っていただいた皆様、ありがとうございました。

(3)は、りなざうテクノウさんのところで公開されている制御スクリプトで解決するのが唯一の手段っぽいけど、うちの環境だとよく失敗する。あるいはレジューム後1分ぐらい経たないと再認識しないなどの問題がある。もっとも、そういうときはCF取り出しを実行し、カードを抜き差しすれば再認識するが、ちょっと面倒だ。引き続き試行錯誤したい。

(4)は、赤外線通信を使用する別のプログラム(たとえばアドレス帳)から赤外線通信を実行し、中断すると、またダイアルアップできるようになる。まあ、これはそんなに頻繁に起こるわけではないので、これでも問題ないかな。

Zaurusと京ぽん2でBluetoothダイアルアップ接続をするという目的は達成できたが、これまで使っていたCS64CF+京ぽんでの通信より結構遅い気がする(両方とも32Kbpsパケット通信)。また、ダイアルアップ開始してからWebにアクセスできるまで、30秒ぐらいかかる(Bluetoothのペアリンク確立からダイアル、DNS確定完了するまで待たされる)。そしてもちろん、無線ゆえの通信の不安定さや、接続のたびに京ぽん2をBluetooth待ち受けにする手間もある。

そういう欠点と、“ケーブルレス”という利便性をトレードオフ出来るかというところであるが、現時点ではまだ判断はつきかねる。もう少しBluetoothで使ってみて、我慢ならないようなら、またCS64CFでケーブル接続に戻るか、いっそZaurusも京ぽん2も辞めてW-ZERO3に乗り換えるか…
posted by UMMO at 02:25| ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Zaurusと京ぽん2でBluetoothダイアルアップ #1

昨年末に、京ぽん2ことWILLCOMのWX310Kと、Socket社のCFタイプのBluetoothアダプタを購入した。SocketはeXpansysで輸入代行。SocketのCF Bluetoothアダプタは様々なバージョンがあるようだが、到着したのはRev2.5というやつだった。

この組み合わせで、Bluetoothによるダイアルアップが実現するまでの経緯を記す。同じ状況で躓いている人がいるなら、参考になれば幸いである。ちなみにZaurusはSL-C760にspecial kernel(v14e)を入れたものである。


まず、Something Interesting ArchivesさんのBlueZのセットアップ、およびBluetooth Dialup Network Pluginにあるパッケージを説明通りにインストールして設定してみた。しかしダイアルアップはおろか、京ぽん2とのDUN接続すらできない。りなざうテクノウさんの、このページを参考に、赤外線ダイアルアップ設定を修正する方法も試してみたが、結果は同じ。パッケージが足りないのかと思い、こちらのページにあるパッケージを色々とインストールしたり、他のサイトで紹介されていた bluez-csr-serial_0.1_arm.ipk なんかも入れてみたけど、状況は変わらず。早くもお手上げ。

一つずつ状況を整理してみる。
まずrootからBluetoothアダプタを認識しているかどうか確認。

# cardctl ident
Socket 0:
product info: "Socket", "CF+ Personal Network Card Rev 2.5"
manfid: 0x0104, 0x0096
function: 2 (serial)
Socket 1:
no product info available


問題なし。
次にドライバからデバイス情報を取得。

# hciconfig
hci0: Type: UART
BD Address: 00:C0:1B:07:FC:37 ACL MTU: 340:4 SCO MTU: 64:10
UP RUNNING PSCAN ISCAN
RX bytes:251 acl:0 sco:0 events:12 errors:0
TX bytes:497 acl:0 sco:0 commands:12 errors:0


これも問題なし。というか、これに至るまでに躓くもとが多いようなのだが、先達の功績により、ここまでは問題なく進んでいる。

そして京ぽん2をDUN待ち受けにし、Zaurusから検出してみる。

# sdptool search DUN
Inquiring ...
Searching for DUN on XX:XX:XX:XX:XX:XX ...
Service Name: DUN
Service RecHandle: 0x10000
Service Class ID List:
"Dialup Networking" (0x1103)
"Generic Networking" (0x1201)
Protocol Descriptor List:
"L2CAP" (0x0100)
"RFCOMM" (0x0003)
Channel: 1
Language Base Attr List:
code_ISO639: 0x656e
encoding: 0x6a
base_offset: 0x100
Profile Descriptor List:
"Dialup Networking" (0x1103)
Version: 0x0100


ちゃんと見つかる。京ぽん2のchannelは1というところも設定と合っているはず。
ではDUN接続を。

# rfcomm connect /dev/rfcomm0

これで京ぽん2側はDUN接続中となり、成功した。
この状態でダイアルアップ(赤外線設定修正)を行うと、ちゃんとPPP接続できた。しかしBluetooth Dialup Network PluginではPPP接続できず。

ここまでの結果で、ちゃんとダイアルアップできるのだが、その前にDUN接続が自動で出来ていないことが判明した。この後も色々と試行錯誤したものの、埒が明かないので、パッケージを変えてみることにした。

この話題は、もうちょっとだけ続くのじゃ。
posted by UMMO at 02:24| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月08日

AAronの財布

ちょっと遅れたクリスマスプレゼントとして、妻に財布を買ってもらった。


帰省先近くの神戸大丸で見つけたのがこの財布。
aaron02.jpg

おぉ、これはモンドリアン!とブランドもチェックせずに買ってしまった。
あとで調べてみると、元ゼロハリバートンのデザイナーAaron Irvinによる、AAronという新興ブランドらしい。


aaron03.jpgデザインコンセプトを見ると、バウハウス、モンドリアン、キュビズム、デ・スティル、アールデコといった言葉が並ぶ。なるほど、垂直に交差する縦横のラインやカラフルな幾何学模様は、そんな感じである。驚いたことに、財布の裏側にまで幾何学模様の柄が入っていて、なかなか凝っている。



aaron01.jpgしかしながら、表側のブランドロゴが刻印されている、光沢のあるメタルタグがイマイチかな。ラインの内側と外側で光沢感を変えるという細かい処理がされているが、全体的にもっと平面的でつや消しの方が良かった。

財布の構造としては、オードソックスな札入れ+コイン入れ+カード入れである。唯一、特筆すべき部分は、コイン入れのフタの固定機構が、よくあるスナップではなくてマグネットになっているところである。スナップが入らなくて、ぎゅうぎゅう押し込んだ揚げ句、周辺の皮を傷めるようなことが無くて素晴らしい。


aaron04.jpg残念なのは、せっかくのカラフルな幾何学模様も、カードを入れると半分以上隠れてしまうことである。まあ、これは機能上しょうがないのかも。ここに収納されるカード類も、もっと良いデザインになることを期待するしかないな。


posted by UMMO at 02:49| ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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